勾玉(まがたま)
2016.03.29

今日は朝から穏やかな天気になりましたね。午後からは気温も上がって春らしい一日になりそうです。★娘は週末、お世話になった担任の先生に勾玉(まがたま)をプレゼントするということで玉湯町にある体験工房に行ってきたそうです。それにしても勾玉は見れば見るほど不思議な形をしていますね。一説には頭の部分は太陽を、尾の部分は月を表していて大いなる宇宙を崇拝する形といわれています。また、穴の部分はご先祖とのつながりを持つことで身を護る意味があったとされていて、単なる装身具に留まらず魔除けや厄除けという呪術的な意味で身につけられていたようです。工房の案内によると奈良時代に建立された東大寺法華堂の本尊の不空羂索観音像の宝冠にも出雲の国の「勾玉」が装飾に使われているそうです。★明日もいい天気になりそうですね。桜もあちらこちらで見られるようになりました。
「豊来栄弥」
2016.03.26

今日の松江は好天に恵まれました。風は少し冷たいですが雨の心配はなさそうですね。★今日は松江城周辺で「ホーランエンヤ櫂伝馬踊り」の披露イベントが行われました。久しぶりの櫂伝馬踊りを楽しみに、大勢の方々が周辺にお出かけでした。天気も良く何よりでしたね。写真は堀川での披露を撮影したものです。もともとホーランエンヤは城山稲荷神社から城山裏、堀川を通って大橋川へ抜けるルートが始まりだったようですが外堀に水門が設けられたため、現在では大橋川までは陸路を通るようになったようです。船首に立って剣櫂を持つ男性と、船尾で紅白の布の采を振る女形は華やかで観衆の目を奪います。大衆の信仰によって支えられて370年余りも継承される祭事は全国的にみても貴重ですね。ホーランエンヤの掛け声は「豊来栄弥」あるいは「宝来遠弥」から生じたと言われています。★明日は雨の予報になりましたが、気温はそれほど低くないようですね。
開花ですね
2016.03.24

今日の松江は曇りの予報でしたが、朝から日が差してきました。ただ、風は冷たく気温もそれほど上がらないようですね。★松江気象台は昨日、桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表しました。平年より8日ほど早いということですね。松江城の桜も少しずつ開花が始まっていて、写真は興雲閣前(二の丸)で写したものです。26日(土)から「お城まつり」が始まりますが、見頃は月末から4月の初めあたりでしょうか。もともと山や田の神を「サ」神と呼び、神が鎮座する場所を「クラ」と呼んだそうで、神がその根元に鎮座する木を「サクラ」と呼ぶようになったようです。「花見」はサ神を信仰する古代の農民が桜の木にお供えをして豊作を祈り、宴を行ったのが起源といわれ、奈良時代以降には花を楽しむための宴というように変化したそうです。★明日も気温は上がりませんが、穏やかな天気になる予報になりましたね。
ホーランエンヤ櫂伝馬踊り
2016.03.22

今日の松江はいい天気になりました。気温も上がって本格的な春の訪れを感じますね。★今月の26日(土)には近くの松江城で松江城国宝化と松江藩主松平直政公の没後350年を記念して「ホーランエンヤ櫂伝馬踊り」の披露イベントが開催されます。11:30から堀川遊覧船大手前乗り場付近、13:30からは興雲閣前、14:00からは松江城本丸前でそれぞれ披露されます。ホーランエンヤはもともと松平直政公が松江に入国した10年後、慶安元年(1648年)の凶作により五穀豊穣を願い松江城山稲荷神社のご御神霊を阿太加夜神社(東出雲町)に渡御したことに始まるといわれています。約370年の歴史があり、日本三大船神事のひとつに数えられ今は10年に一度行われています。華やかな櫂伝馬踊りを間近で見る機会はめったにありませんので楽しみですね。(※写真は松江大橋から写した前回のホーランエンヤのものです)★明日は曇りになりそうですが、週末は晴れの予報になりましたね。