ハス園
2017.08.09

今日の松江は朝から曇り空になりました。今にも小雨が降り出しそうな空模様ですね。★今年の山陰の夏は大変な猛暑になりました。先週末の松江も37.7度に達したそうです。私たちにとってこの時期は盆提灯の組み立てのお手伝いや盆棚の組み立てなどで慌ただしくなりますが、特に今年は汗拭きが手放せませんね。画像は先日、移動中に立ち寄った下佐陀町のハス園で撮影したものです。鏡池に隣接するハス園では鮮やかなピンク色のハスの花が咲き誇っていて、県道から800メートルほど入った場所にあるハス園にたどり着くまではおよそ想像できないほど美しい光景です。周囲はきちんと整備されていて安全に眺めることが出来るように配慮されており、この日も夏休みの学習でしょうか、多くの子供たちが見学に訪れていました。ハスの花と言えばお盆には欠かせない花ですが、古代インドでは神話や聖典の象徴とされていたそうで、泥の中から生える美しく咲く花を「世俗の欲にまみれず清らかに生きる象徴」と捉えられて、そのイメージは仏教にも継承されたそうです。★お盆までは不安定な天気になりそうな予報になりました。体調管理には十分に気を付けたいですね。
普門院・夏祭り
2017.07.16

松江も連日猛暑になっています。体調管理には留意しなければなりませんね。★近所の北田町にある普門院(天台宗)では毎年この時期に「夏祭り」が行われます。昨日も日没とともに沢山の子供たちや家族連れが訪れて賑わっていました。神社仏閣でのお祭りは「縁日」などとも呼ばれますが、この「縁日」は神仏に縁のある日という意味だそうで、それぞれの神仏に縁の深い特定の日に参拝すると特別な功徳やご利益があるとされて江戸時代の中頃から多くの人々が訪れて賑わうようになったそうです。ここの寺院のご本尊は「不動明王」ですが、本堂正面に向かって右側には立派な「観音菩薩像」が安置してあり、これは無住になった安来の寺院のご本尊をお預かりしているものだそうで、さらにご加護がありそうです。神社やお寺のお祭りには屋台や見世物小屋がつきもので、この日も夜更けまで色々な出し物で訪れる人たちを楽しませていました。町中の夏祭りなどは時代とともに少なくなってしまいましたがいつまでも残してほしいですね。★早朝は雲が多いようでしたが、日中は晴れて気温も上昇する予報になりました。
「お盆百科」
2017.06.26

松江はしばらく不安定な天気が続きましたが、今日は穏やかな天気になりました。予報では雨の心配はなさそうですね。★この時期になると、お盆のお供え方法などについてのご質問を頂くことが多くなります。お盆のしきたりやお供えの方法などは宗派などによっても違いがありますので、できるだけ分かりやすくご説明させて頂いています。また、当店では「お盆百科」という冊子を店頭に置いていますので、どうぞご自由にお持ち帰り下さい。「お盆にはどうして苧殻を燃やすの?」「精霊流しの意味は?」「盆棚へは何をお供えするの?」「マンションでの迎え火や送り火はどうするの?」など、お盆の疑問を分かりやすく説明してあり、読みやすい内容になっています。また、盆提灯の組み立て方が分からない場合も遠慮なくご相談下さい。★今週も不安定な天気になりそうです。週末にかけては雨が多くなる予報になりましたね。
一水四見
2017.06.16

今日の松江は明け方に少しだけ雨が降りました。気温もそれほど上がらない予報になっています。★梅雨に入ってからはまとまった雨がほとんど降っていませんので草木にとっては少しの雨でもありがたいところです。ただ、降水量はそれほどでもないようなので農家の方々にとっては水不足が心配ですね。昨日訪れた月照寺の境内ではそろそろアジサイが見頃になっていました。受付の方に咲き始めのアジサイがとても綺麗ですと教えて頂きましたが、乾いた土に健気に咲く姿に本当に癒されます。仏教では「一水四見(いっすいしけん)」という教えがあるそうです。同じ水でも人間にとっては飲み水、魚には住む場所、天人には透き通った水晶、餓鬼には飲もうとした瞬間、炎に変わる苦しみの水。受け取る立場によって同じ水でもそれぞれに異なるものになるという意味だそうで、「雨はありがたい」という立場もあれば、「雨は困る」という立場もあります。ただ、草木にとっては少しでも雨水が欲しいところですね。★明日から少しずつ気温が上昇するようで、しばらくは好天が続く予報になりました。