気温が低いと炎は小さい?
2016.03.02

今日の松江はいい天気になっていますね。最高気温は10℃の予想になりました。★あと半月ほどでお彼岸の入りになりますが、お墓参りでは風に強い風防付きのライターが重宝します。各メーカーから色々な商品が出ていますがライター内蔵式が多いようです。近年はライター事故の頻発を受けて一部の除外品を除いて、安全機構を付けるか2段式の着火方法が義務付けられています。左側のライターはコンパクトで携帯するのに便利になっており、右側のライターはノズルの部分が長く着火しやすくなっています。冬場のお墓参りの場合、外気温が5℃以下になるとライターガスの発生効率が極端に下がって炎が小さくなりますので、ライターが冷えないようにすると安定して着火することができます。★まだまだインフルエンザが流行っているようです、くれぐれも気を付けたいですね。
白鹿城跡(法吉町)
2016.02.29

昨日の松江は気温も上昇して春のような天気になりましたね。今日は一転、朝から雨模様になっています。★お彼岸前は週末にかけて納品させて頂くことが多くなりますが、昨日は好天に恵まれて助かりました。昨日は移動中に法吉町の白鹿城跡付近を通過して写真を撮りました。画像は白鹿城跡の西側から天倫寺、宍道湖方面を写したものです。白鹿城は常福寺(法吉町)の北西方向、松江城の真北2.5キロの場所にあり、月山富田城の支城である尼子十旗の筆頭とされました。過去には富田城支援の拠点として毛利の軍勢と激しい戦いがあったと記録されています。写真の天倫寺方面の湖岸には荒隈(あらわい)城として毛利軍が陣営を置きました。しかし1563年に激戦の末、白鹿城は落城、3年後には月山富田城も陥落します。松江城が完成する45年ほど前のことですね。★明日はまた雪の予報になりました。暖かくなるのは週の後半でしょうか。
法然上人の歌
2016.02.26

今朝の松江は一面の雪景色になりました。明け方、静かでしたので驚きましたが、午後には日も差して溶けてしまいましたね。★「雪の中に仏の御名を称ふればつもれる罪ぞやがて消えぬる」。これは浄土宗の宗祖・法然上人が詠まれた歌で、私たちは罪を犯してはいないと思っていても日常の中で、欲張ってしまったり、知らない間に人の心を傷つけたり、感謝の念を忘れたりしてしまう。そんな罪も仏様の御名「南無阿弥陀仏」をお称えすれば、降り積もった雪が日の光によっていつしか溶けて消えてゆくように阿弥陀さまのご慈悲によってやがては消えてゆくものです、と示されたそうです。★明日も各地で雪の予報になっています。車の運転などくれぐれも注意したいですね。
自宅のお位牌と寺院のお位牌
2016.02.25

今日の松江は朝から小雪まじりの天気でしたが、午後からは青空も広がりましたね。★鎌倉から室町時代までのお位牌は百か日が終わるまでは自宅に安置されて、それ以後は寺院または位牌堂に安置されるのが一般的でした。つまり、お位牌は百か日以降も自宅に安置することはなく、最終的には寺院の位牌棚などに置かれていました。江戸時代になるとそれぞれの家々で忌明け以降もお位牌が置かれるようになって、お位牌を祀る棚が作られるようになりました。これが現在のお仏壇の果たす役割のひとつになっています。現在でも家庭内のお仏壇にお位牌を祀りながら、寺院の位牌堂にもお位牌を祀ることがありますが、これは鎌倉から室町時代の風習を引き継いだものといわれています。★明日も山陰地方は雪の予報になりました。来週からはやっと気温が上がりそうですね。