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スタッフブログ

自宅のお位牌と寺院のお位牌

2016.02.25

今日の松江は朝から小雪まじりの天気でしたが、午後からは青空も広がりましたね。★鎌倉から室町時代までのお位牌は百か日が終わるまでは自宅に安置されて、それ以後は寺院または位牌堂に安置されるのが一般的でした。つまり、お位牌は百か日以降も自宅に安置することはなく、最終的には寺院の位牌棚などに置かれていました。江戸時代になるとそれぞれの家々で忌明け以降もお位牌が置かれるようになって、お位牌を祀る棚が作られるようになりました。これが現在のお仏壇の果たす役割のひとつになっています。現在でも家庭内のお仏壇にお位牌を祀りながら、寺院の位牌堂にもお位牌を祀ることがありますが、これは鎌倉から室町時代の風習を引き継いだものといわれています。★明日も山陰地方は雪の予報になりました。来週からはやっと気温が上がりそうですね。