「盆提灯の完成」
2018.07.16

昨日は松江の気温も35度近くまで上昇したようです。外出する際には水分補給が欠かせませんね。★「火袋」の紐を掛けたらいよいよ盆提灯の完成です。あとはコンセントにプラグを差し込むだけとなります。大内提灯には25Wから40Wの電球が使用してありますが、玉切れした場合も安全のため指定された明るさの電球を使用します。また、電球は白熱球のため消した後も暫くは高温ですので、すぐに触れたりしないようご注意下さい。盆明けに提灯を収納する際には「火袋」の虫食い予防のため、防虫剤を入れておかれると安心です。ただ、防虫剤によってはプラスチックやコードに直接触れると変色したり溶けたりすることがありますので「提灯専用」の防虫剤をご使用されることをおすすめしています。★今週も気温の高い日が続きそうです。くれぐれもご自愛ください。
「盆提灯の組み立て⑤」
2018.07.15

うだるような暑さが続いています。夜も蒸し暑く、睡眠不足や食生活の乱れから早くも夏バテになりそうですね。★今回は盆提灯の組み立ての最終段階になります。「火袋」をかぶせたら位置を調整します。左右の「掛け紐」が両側に来るようにしてから、「火袋の絵柄(または家紋)」が正面を向くように揃えます。この時、「火袋」の正面中央の繋ぎ目と前側の「下足」の中心が合っていることを確認します。火袋下側の「口輪」を3カ所の「輪止め」を回して止めたら「電球」を取り付け、火袋の紐を持ち上げて「紐かけ」に紐をかけます。最後に「上柱」の上端に「雲手」を取り付け、房掛けに「房」を取り付けたら完成です。「雲手」は片方ずつ丁寧に差し込むと上手く取り付けることができます。分解する時もこの逆の手順で取り外すとスムーズに取り外せます。今回は一般的な大内提灯の組み立て方法をご紹介しましたが、それぞれ提灯ごとに組み立て方法が違う箇所もありますので、付属の「組立説明書」を参考にします。★今日も全国的に気温が高くなる予報になりました。暑さから食欲も減退してしまいそうですが、栄養はきちんと摂るように心がけたいですね。
「盆提灯の組み立て④」
2018.07.14

連日、草木も生気を失いそうな暑さになっていますね。庭の芝生に水を撒いてもあっという間に乾いてしまうようです。★大内提灯の3本の「下足」は1本が正面(手前側)、2本が後ろ側(奥側)になります。ソケットを締め付けるための「締め付けネジ」には「房掛け」が付いていますので、「房掛け」の部分が手前に来るように調整しながら締め付けると、房が正面から見える位置になります。2本の「上柱」は「火袋」の紐を掛ける金具(前回の部品写真の柱の上部付近にある突起)が付いていますので、金具が外側に向くようにそれぞれ差し込みます。「ロクロ(台座)」上面の周囲3カ所に「火袋」を止める「輪止め」がありますので「火袋」をかぶせたら「輪止め」を回して固定します。また、提灯を分解する時に「上柱」を抜き取る際は、小刻みに揺らしながら少しずつ抜き取るようにすると安全に抜くことができます。次回は組み立ての最終段階になります。★今日も全国的に気温が上昇するようです。水分はこまめに補給したいですね。
「盆提灯の組み立て③」
2018.07.13

今日は西日本全域で晴れる予報になりましたが、松江も朝から夏空が広がり気温も上昇しているようです。★「盆提灯の組み立て」①と②で「下足」部分が完成すると半分は完成したようなものです。画像は提灯の上半分の構成部品です。丸い「ロクロ(台座)」の上面には「上柱」を差し込む2つの穴がありますが、下面には「下足」用の3つの穴がありますのでこちら側が上面です。中ほどに2本の「上柱」とその上に「雲手」と呼ばれる繋ぎ部品、右側に「電装ソケットコード」、その下は風鎮付きの「房」、反対側に「電球」、一番右側にあるのが「火袋」という構成です。ここでのポイントは「ロクロ(台座)」の中ほどにある大小の繋がった穴にソケットを取り付ける工程でしょうか。「組み立て方②」での既に3本の下足は組み立てられているので「ロクロ(台座)」の下側から大きい方の「通し穴」に「ソケットコード」を差し込みます。そして「ロクロ(台座)」の中心部分にある小さな方の「ソケット取り付け穴」に締め付けネジでソケットをしっかりと固定します。更に2本の「上柱」を差し込んで「火袋」をかぶせると大体の形が出来上がります。★週末にかけて気温も上昇するようです。体調管理には留意したいですね。