「盆提灯の組み立て⑤」
2018.07.15
うだるような暑さが続いています。夜も蒸し暑く、睡眠不足や食生活の乱れから早くも夏バテになりそうですね。★今回は盆提灯の組み立ての最終段階になります。「火袋」をかぶせたら位置を調整します。左右の「掛け紐」が両側に来るようにしてから、「火袋の絵柄(または家紋)」が正面を向くように揃えます。この時、「火袋」の正面中央の繋ぎ目と前側の「下足」の中心が合っていることを確認します。火袋下側の「口輪」を3カ所の「輪止め」を回して止めたら「電球」を取り付け、火袋の紐を持ち上げて「紐かけ」に紐をかけます。最後に「上柱」の上端に「雲手」を取り付け、房掛けに「房」を取り付けたら完成です。「雲手」は片方ずつ丁寧に差し込むと上手く取り付けることができます。分解する時もこの逆の手順で取り外すとスムーズに取り外せます。今回は一般的な大内提灯の組み立て方法をご紹介しましたが、それぞれ提灯ごとに組み立て方法が違う箇所もありますので、付属の「組立説明書」を参考にします。★今日も全国的に気温が高くなる予報になりました。暑さから食欲も減退してしまいそうですが、栄養はきちんと摂るように心がけたいですね。