header

blog

天台宗松高山 普門院

2016.01.28

松江は肌寒い曇り空になりました。昼前には小雨も降りましたね。★今日は寺院の紹介です。松江城の東側、天守を眺めることのできる位置に天台宗の古刹、松高山普門院があります。毎日通る場所にありますが、歴史を感じる佇まいですね。今から約400年前、松江藩の初代藩主である堀尾吉晴公が松江城を築城、城下町を造成したときに松江城鎮護の祈願所として開創されたのが始まりとされる寺院です。中には不昧公もしばしば茶を楽しんだとされる三斎流の茶室「観月庵」があります。これは松江市の指定文化財になっており、小泉八雲も茶の手ほどきを受けたところです。近くにあった「小豆とぎ橋」を題材にした小泉八雲の怪談は有名ですね。芭蕉堂などもあり年間を通じて拝観者が訪れる観光スポットになっています。★今月も残すところ数日となりました。明日は雨の予報ですが、体調を整えて乗り切りたいですね。

浄土宗のご住職さまとの雑談

2016.01.27

松江もやっと寒さが落ち着きましたね。今日は時折晴れ間も見えました。★昨日、浄土宗寺院のご住職さまとお話しする機会がありましたので仏事、仏具などのしきたりについてお尋ねしました。お膳は仏様に向けるのにお花は手前側を向けるのはなぜ?念珠の意味は?四十九日の法要までは仏壇の扉を閉めるの?などなど…少しずつこのブログでも書きたいと思いますが、1月23日のブログで書きましたお仏壇の扉のことについては浄土宗では四十九日までも通常通りお仏壇は開いたままで、お供えもしますとのことでした。家のご先祖様にもお守りをいただいてお導き頂くという考えから扉を閉めることはないそうです。これについては地域や宗派ごとに考え方がありますので参考としていただければと思います。ほかの宗派のご住職さまのお話が聞けたらまたご紹介します。★寒の峠は越えましたが、まだまだ寒い日が続きます。春が待ち遠しいですね。

立てたお線香が根元から折れるのはなぜ?

2016.01.26

朝は少し寒さが残りますでしょうか、松江は小雪が舞っていますね。★きちんと立てたお線香が根元から折れて倒れてしまうことがあります。これは一度に多くの方がお線香をお供えされた時に、燃え尽きてしまったはずのお線香の火種が灰の中で新たなお線香の根元に引火することにより起こります。お線香を立てる時はまだ立てられていない新たな部分に立てるようにすると安全です。また、灰の中に燃え切らずに消えて残ったお線香が再燃焼して香呂全体が熱くなることがありますので普段から香呂の中の灰はこまめにお掃除しておかれることをおすすめしています。★明日は少し寒さも緩むようですが、風邪などひかぬよう気を付けたいですね。

花立の水も凍結することがあります

2016.01.25

昨日から日本列島は寒気の影響で今年一番の冷え込みになりましたね。松江も水道管の凍結による断水などの影響が出ているようです。★気温が下がり過ぎるとお仏壇の花立の水も凍ることがありますが、特にお仏壇のあるお部屋の温度が氷点下になる場合は注意が必要です。過去に陶器製の花立の水が完全に凍って割れたことがあります。金属製の花立の場合は裏蓋を固定している防水シールに亀裂が入ることもあります。お仏壇のあるお部屋の温度が氷点下になるほど寒い時はお部屋を暖めるか、どうしてもできない場合は一旦お供えのお花を下げることをおすすめしています。また、普段から花立の下に水切り用の敷皿を敷いておくと水漏れの早期発見にも役立ちますのでお試しください。(水切り用の敷皿はいつでもご準備しています)★今朝の堀川も凍っていました。今日が寒さの峠でしょうか、くれぐれもお気をつけください。