天台宗松高山 普門院
2016.01.28
松江は肌寒い曇り空になりました。昼前には小雨も降りましたね。★今日は寺院の紹介です。松江城の東側、天守を眺めることのできる位置に天台宗の古刹、松高山普門院があります。毎日通る場所にありますが、歴史を感じる佇まいですね。今から約400年前、松江藩の初代藩主である堀尾吉晴公が松江城を築城、城下町を造成したときに松江城鎮護の祈願所として開創されたのが始まりとされる寺院です。中には不昧公もしばしば茶を楽しんだとされる三斎流の茶室「観月庵」があります。これは松江市の指定文化財になっており、小泉八雲も茶の手ほどきを受けたところです。近くにあった「小豆とぎ橋」を題材にした小泉八雲の怪談は有名ですね。芭蕉堂などもあり年間を通じて拝観者が訪れる観光スポットになっています。★今月も残すところ数日となりました。明日は雨の予報ですが、体調を整えて乗り切りたいですね。