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スタッフブログ

「冬の土用」

2017.01.17

週末の寒波は峠を越えて、今日の松江は時折日差しも差す一日になりました。★「土用(どよう)」と言えば夏のイメージですが、実は「土用」はそれぞれ季節ごとにあって、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間をそれぞれ「土用」と言います。今日、1月17日は今年の「冬の土用」の始まりの日となる「土用入り」で、最終日は2月3日で「土用明け」呼びます。土用は「土公神(どくしん・どこうじん)」という土(つち)の神が支配する期間とされるため動土、穴掘りなどの作業は避けるようになったと言われています。季節の変わり目ということもありますが、体調管理に気を付ける時期でもありますね。特に「夏の土用」では気温も上昇して体調を崩しやすくなるので夏バテ防止に栄養価の高い「土用ウナギ」を丑の日に食べるようになっています。また、整腸作用のある「土用しじみ」などを食べる地域もあります。「土用の丑の日」に食べるウナギは江戸時代の平賀源内が行ったウナギ屋さんの宣伝が始まりとされる説が有名ですね。今朝は冷たい風も吹いていましたが、宍道湖では穏やかな日差しの中でしじみ漁の船も出ていました。★明日も最低気温は氷点下になる予報です。週末まで不安定な天気が続きそうですね。