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スタッフブログ

佐太神社「神在祭」

2016.11.22

今日は暦の上では「小雪(しょうせつ)」ということでいよいよ寒さが厳しくなる時期です。ただ、このところ暖かい日が続いているのでまだ冬の入り口という実感が湧きませんね。★昨日は鹿島町への納品の帰りに佐太神社に立ち寄りました。佐太神社では例年この時期に「お忌まつり(神在祭)」と呼ばれる例祭が20日から25日までの予定で執り行われます。昨日の午前中は祭りの初日ということで露店などの準備がすすめられていました。特に今年は「正遷座祭」の年ですので例年以上の人出が予想されます。この祭りの時期には天候が悪くなることが多いので、地元ではこの時期の悪天候を「お忌荒れ(おいみあれ)」などと呼びますが今年は穏やかな「神在祭」になるのでしょうか。子供の頃に父親に連れられて参った「神在祭」には「嵐のまつり」という記憶が多いですね。佐太神社の本殿は大社造りの社殿が三殿並立する極めて珍しいものだそうです。出雲国三大社のひとつに数えられ、その歴史は古く「出雲国風土記」にも登場します。現在の建物は文化4年(1807年)の造営だそうですが、残っている棟札、指図版からみて様式的には少なくとも貞享4年(1687年)以前にさかのぼるとされています。★先ほど福島県沖で地震が発生したというニュースが流れました。詳しいことはわかりませんが津波警報も出ており、東日本大震災を思い出します。何事もなければいいのですが。