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スタッフブログ

「銀閣寺・東求堂」

2016.11.05

朝晩はめっきり冷え込むようになりました。いよいよ暖房器具の準備の時期ですね。★京都の展示会では時間をかけて多くの仏具を見ることができました。今更ながら京都の工房で作られる仏像などの製作技術のレベルの高さには驚きます。大切に残していただきたいですね。展示会のあと僅かな時間でしたが銀閣寺、南禅寺などを拝観しました。画像は銀閣寺の玄関口にある花頭窓越しに見る庭園部分です。少しずつ色づき始めてはいましたが、まだ紅葉には早い時期でしたね。紅葉のピークは11月下旬頃だそうです。「銀閣寺」とは通称で正式には「東山慈照寺」と呼ばれます。もともと室町幕府八代将軍義政公によって作られた山荘(東山殿)でしたが、将軍没後は臨済禅宗の寺院となりました。同じ敷地内には「東求堂(とうぐどう/国宝)」と呼ばれる持仏堂があり、ここの書院造りは現存する日本最古の遺構を持っている貴重な建築物と言われます。また、持仏堂内部の位牌棚の構造資料は仏壇の源流を考える上で非常に大切なものとされています。この日は東求堂も「秋の特別公開」となっていて、500年前そのままの佇まいに感動しました。★今日は雨の心配はなさそうです。ただ、朝晩の気温は低いので衣類も冬支度ですね。