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スタッフブログ

「松平直政の生涯」特別展

2016.09.14

今日の松江は朝から雨雲に覆われました。時折、小雨も降っていますね。★殿町にある松江歴史館では松平直政の没後350年を記念して特別展「松平直政の生涯」が9月16日から開かれます。直政は松平家の初代松江藩主で徳川家康の孫にあたり、松平家10代の礎を築いた人物です。徳川家康が豊臣秀頼を攻めた大阪冬の陣では1614(慶長19)年に若干14歳の直政が越前松平家や加賀前田家が攻めあぐねる中、一人先駆けして真田丸に乗り込み人々を驚かせました。直政の若武者ぶりを諫め、矢面に立って直政を守ろうとした従士の天方通総とのやり取りを城内から見た真田信繁(幸村)は感じ入り矢を射させずその勇気を称え、櫓から直政に軍扇を投げ与えたと伝わっています。今回の特別展では松平家伝来の「真田軍扇」をはじめ「徳川家康の護持仏」など多数展示されます。また、新たに発見された「真田丸絵図」などの展示品も興味深いですね。★明日は晴れる予報が出ていますが、週末はまた不安定な天気になりそうです。