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スタッフブログ

仏壇工場見学②

2016.08.27

今日の松江は朝から曇り空で、時折小雨が降っています。この2日間で気温は随分下がりましたね。★画像は仏壇工場の敷地内で乾燥されていた木材です。戸板、戸軸、胴回りなどに使用される材料ですね。ここでは約1年間の自然乾燥で木材の含水率を15~20%まで下げるそうですが、自然乾燥だけでは内部と外部の水分に差があるのでさらに高温乾燥室に入れて一旦、含水率を10%以下にまで下げるそうです。その後、自然乾燥により時間をかけて12~13%に戻すと安定した状態になります。木材は時間をかけて乾燥させることではじめてネジレ、ゆがみ、反りなどを抑えることができるということで、これは上質なお仏壇を作るためには不可欠な工程ですね。敷地内にある高温乾燥室には紫檀、黒檀、シャム柿などの木材が入っていました。この日はお盆明けということで各地の仏壇店の方々も見学にお見えでした。★松江は来週にかけて雨模様になる予報が出ています。台風の心配な季節になりますね。