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スタッフブログ

精霊馬の作り方①

2016.07.22

梅雨明けしてからは涼しい夜が多いですね。今日の松江は朝から雲が広がっていますが雨の心配はなさそうです。★お盆に茄子や胡瓜で作った牛と馬を飾るのはもともと東日本に多く見られる風習だそうですが、山陰でもよく見かけますね。これは正式には「精霊馬(しょうりょううま)」と呼ばれます。牛と馬どちらも精霊馬です。お盆にはご先祖の霊がそれぞれの家に帰ってくると言われているので、ご先祖をお迎えしたりお送りしたりする乗り物を茄子と胡瓜で作ってお飾りするという風習で、胡瓜が馬、茄子が牛になります。作り方と言っても難しくはありません。茄子と胡瓜、足になる割り箸、あるいは苧殻(おがら)を準備して4本の足に見立てて差し込んでぐらつかないように動物らしい姿にします。写真の牛になる茄子は動きのありそうないい形をしていました。胡瓜は形が整って速い馬になりそうです。このほかトウモロコシのヒゲなどを尻尾に見立てて付けてある精霊馬も見たことがあります。★明日の松江は晴れる予報になりました。気温もかなり上がりそうですね。