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スタッフブログ

提灯の組み立て⑤

2016.07.16

松江は今日もすっきりしない天気になっています。それでも時々晴れ間も見えていますね。★今回は組み立ての最終段階になります。かぶせた「火袋」の位置を調整します。左右の「掛け紐」が両側に来るようにしてから、火袋の絵柄(家紋)が正面を向くように揃えます。この時、「火袋」の正面中央の繋ぎ目と前側の「下足」の中心が合っていることを確認します。火袋下側の「口輪」を3カ所の「輪止め」を回して止めたら「電球」を取り付け、火袋を持ちあげ「紐かけ」に紐をかけます。最後に「上柱」の上端に「雲手」を取り付けて、房掛けに「房」を取り付けたら完成です。「雲手」は片方ずつ差し込むと上手く取り付けることができますね。分解する時もこの逆の手順で取り外すとスムーズにいきます。今回は一般的な大内提灯の組み立て方法をご案内しましたが、それぞれ提灯ごとに組み立て方法が違う箇所もありますので、付属の「組立説明書」を参考にして下さいね。★明日も不安定な天気になりそうです。晴れるのは来週からでしょうか。