真鍮製仏具の磨き方
2016.05.18
松江は今日も良く晴れています。昼前からは気温も随分上昇しましたね。★真鍮製の仏具を磨く場合は専用の「磨き粉」が重宝します。各メーカーから練り状や液状などの製品が色々出ていますが、概ね使用方法は同じです。写真は練り状のチューブタイプのものです。柔らかい布やシリコンクロスなどに研磨剤を付けて、やや力を入れて全体をムラなく均一に磨きます。表面の少々の錆ならこれで落とすことができますね。ただ、色付きの仏具やメッキ仕上げの仏具は表面が剥がれますのでこれを使用することはできません。色付き仏具などは薄めた中性洗剤などで拭いた後、乾拭きで仕上げます。現在、修理中の「引鏧」の小鐘も画像の製品で磨きました。★暦の上では明後日が「小満(しょうまん)」になります。いよいよ夏が近くなって気温も上がる時期ですので体調管理に留意したいですね。