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スタッフブログ

「盆提灯の修理」

2024.05.20

ここ数日は穏やかな天候が続いています。今日は全国的に好天に恵まれる予報になっているようですね。★暦の上では「小満」を迎えました。小満は「万物の成長する気が徐々に強くなり、天地に満ち始める頃」とされています。秋に蒔いた麦の穂が順調に育ち、少しだけ安心できる頃であることから「小満」と呼ばれるようになったとも言われています。気候も良くなり、これからは何をするにも適した過ごしやすい時期と言えそうですね。★例年、連休を過ぎる頃から盆提灯の修理のご相談をいただくようになります。盆提灯を出してみたら虫食い穴が開いていた、というトラブルのご相談をいただくのもこの時期からでしょうか。一般に紙や絹を食べる小さな虫が原因と思われますが、デンプン質の糊を好物にしている虫もいますので盆提灯の「火袋」は特に被害を受けやすいようです。丁寧に掃除をして収納したつもりでも火袋に直接卵を産み付けることがあり、秋以降に提灯の箱の中で孵化した虫が火袋に穴を開けてしまいます。収納する際に防虫剤を入れて、比較的湿気の少ない場所で保管すれば良好な状態を維持することができます。また、電装部品や木地の修理なども可能ですので、損傷のある場合はお早めに専門店にご相談ください。★今日は松江でも青空の広がる朝となりました。日中は気温も上昇しそうですね。