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スタッフブログ

「睦月」

2024.01.30

今日の松江は穏やかな朝を迎えています。気温は徐々に持ち直して、雪や雨の降る心配もなさそうですね。★早いもので新年を迎えてから慌ただしく時間は過ぎて1月も終わろうとしています。お正月休みがあるので1月は特に短く感じますね。我が家では今年、受験を控える男子がおりますので新年の初詣やお墓参り、白潟天満宮へのお参りなど、今年は尚更に気忙しかったという印象です。振り返ってみると普段の生活の中でも随分と神仏に関わることの多かったひと月であったように感じました。★普段は特に意識することはありませんが、私たちが日常的に使用する言葉の中にも仏教に関わりを持つものは多いようです。「挨拶」「会釈」「億劫」「我慢」「退屈」「油断」などはもともと仏教用語として成立した言葉だそうです。時代の流れの中で意味合いは少しずつ変化してはいるものの、言葉の成り立ちを知るとなるほどと感じるものもあります。例えば「挨拶」の「挨」は「推しはかる」「押す」「近づく」という意味で、「拶」は「せまる」「切り込む」という意味になるそうです。古来禅家では師匠が門下の僧に声を掛け、その返答で修行の度合いを推しはかっていたとか。現在では基本的な礼儀のひとつとして捉えられていますが、互いに掛け合う言葉で相手の状態を推しはかるという意味では似たような役割を持つのかもしれませんね。★週の後半に向けては不安定な天候になりそうな予報になりました。寒さの中で「立春」を迎えることになりそうですね。