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スタッフブログ

「師走」

2021.12.15

今日の松江は小雨の降る朝を迎えました。大雪を過ぎてからは朝の冷たい空気も日増しに冬らしさを感じるようになっていますね。★今年も残すところあと半月となり、何かと気忙しくなってきました。「師(先生)も走り回るほど忙しい」として私たちはこの時期を「師走」と呼んでいますが、いつ頃からこのように呼ばれるようになったのでしょうか?その始まりは定かではないようですが、奈良時代に成立した日本書紀(720年)の中にはすでに「十有二月(シハス)」という言葉が登場しているそうです。その後に編纂された万葉集などにも「十二月(シハス)」という記述があり、今から千数百も前の言葉という説が有力視されているようです。現在のように12月を「師走(しわす)」と呼ぶようになったのは江戸時代(元禄)以降と言われており、年末に僧侶(師)が各家庭を回ってお経を唱えるという習慣があったことから「師走」という文字が当てられたとか。いずれにしても一年の締めくくりの月でもあり、誰もが慌ただしくなる時期と言えそうですね。★例年、この時期になりますと年末年始を迎える関係で、お位牌の戒名入れの納期が不安定になってまいります。当店ではお位牌の彫刻、金文字ともに1週間のお時間を頂いておりますので12月23日までにご依頼いただきますと年内に間に合うようご準備させていただきます。ご迷惑をお掛けいたしますがよろしくお願いいたします。朝晩の冷え込みが一段と厳しくなっています。体調管理には十分留意して歳末を乗り切りたいものですね。