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スタッフブログ

「初天神」

2021.01.25

今日の松江は久しぶりに青空の見える朝を迎えました。気温も上昇して穏やかな一日になりそうですね。★早いもので1月も終盤に差しかかりました。今日は今年最初の天神縁日の「初天神」。この時期は受験シーズンと重なることから、学問の神様である「菅原道真公」が祀られている全国の天満宮や天神社には多くの受験生がお参りして賑やかになります。受験シーズンの到来ですね。★道真公は承和12年(845年)6月25日丑年の生まれで、幼い頃から非凡であったとか。勉学に励み33歳で文章博士となり、その後も宇多天皇の右腕として活躍するまでになったそうです。しかし、その後は政敵の策略に遭い大宰府(福岡県)に左遷され、京に帰ることなくその地で亡くなります。それ以後、京都では洪水や疫病など毎年のように災難が起き、策略の中心人物をはじめ宮中の要人が次々に亡くなるという災難が起きたことから、道真公の霊を鎮めるため京都北野の地に「北野天満宮」が創建されました。江戸時代になると全国各地に読み書き算盤を教える寺子屋が普及し、そこには道真公の御神影が掲げられるようになり全国各地で「学問の神様」として崇拝されるようになったそうです。★受験のシーズンになると北野天満宮には梅が咲き誇り、随所に置かれた道真公ゆかりの「臥牛の像」も受験生を迎えます。今年はコロナの感染予防や共通テスト対応など例年と違う受験となっているようですが、頑張った全ての受験生に嬉しい春が訪れることを願うばかりですね。