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スタッフブログ

「新型肺炎」

2020.02.25

今日の松江は雲の多い朝を迎えました。午後からは雨になる予報になりましたね。★天皇誕生日をはさむ3連休の後半は穏やかな天気に恵まれたこともあって、松江城周辺では観光で訪れる方々も多く見られました。新型肺炎の影響でしょうか、堀川遊覧船にもマスクを使用して乗船される方が多かったようです。例年はインフルエンザの時期ですが、私たちも普段以上に注意しなければなりませんね。★医学が発達していない古代でも伝染病(疫病)が蔓延したという記録が残されています。「日本書紀」などに出てくる疫病は「天然痘」や現在の「インフルエンザ」の一種であったと見られています。平安時代に編纂された「三代実録」では上下水道が整備されていない不衛生な都市で原因不明の疫病が広まったという記録がありますが、これは「赤痢」であったと考えられています。また、世界的に人口を大きく減らすような病気は14世紀の「ペスト(黒死病)」が知られています。ネズミを保菌者としてノミが媒介するものだったそうですが、中国からヨーロッパで爆発的に広がったとされています。これは当時の世界人口4億5000万人が3億5000万人まで減少したほどだったそうです。現在のコロナウイルスも社会、経済、文化、スポーツなどに様々な影響が出始めています。一日も早い収束を願うばかりですね。★明日も雨雲が残りそうですが、気温はそれほど低くならない予報になっています。