「盆提灯の完成」
2019.07.28
うだるような暑さが続いています。夜も蒸し暑く、熱中症対策も必要になりましたね。★台座に「火袋」をかぶせて3カ所の「輪止め」を回して止めたら「電球」を取り付け、「上柱」の上端に「雲手」を取り付けます。火袋の紐を持ち上げて「紐かけ」に紐をかけ、房掛けに「房」を取り付けたら完成です。最後に「火袋の絵柄(または家紋)」が正面を向くように揃えます。この時、「火袋」の正面中央の繋ぎ目と前側の「下足」の中心が合っていることを確認します。今回は一般的な大内提灯の組み立て方法をご紹介しましたが、それぞれ提灯ごとに組み立て方法が違う箇所もありますので、付属の「組立説明書」を参考にします。また、盆明けに提灯を収納する際には「火袋」の虫食い予防のため、防虫剤を入れておかれると安心です。防虫剤によってはプラスチック部品やコードに直接触れると変色したり溶けたりすることもありますので「提灯専用」の防虫剤のご使用をおすすめしています。★暑さから食欲も減退してしまいそうですが、栄養はきちんと摂るように心がけたいですね。