「盆提灯の組み立て①」
2019.07.24
今年は梅雨入りが遅かった影響で梅雨明けも遅れているようですね。松江でも今日は梅雨の雲が広がる朝を迎えました。★この時期になると盆提灯の組み立てに関するご質問を頂くことが多くなります。組み立ての不要な提灯も多く出回っていますが、三本足の「大内提灯」などの置き型提灯は組み立てが必要になります。以前ご紹介した記事の補足も含めて数回にわたりご案内させていただきます。付属されている説明書をご覧いただくと簡単に組み立てられるようになっていますが、いくつかポイントになる部分がありますのでご説明いたします。画像は提灯の台座部分の部品構成です。丸い台座は「つば」「ろくろ」などと呼ばれ、「下足」を差し込む3つの穴があり、中ほどには電球を支えるソケットの「通し穴」と中心にソケットの「固定穴」があります。さらに3本の「下足」とそれをつなぐ三つ又形状の「三角」で台座部分は構成されています。「下足」は画像のように足を差し込むタイプのほかネジで固定するタイプやスライドさせて固定するタイプのものなどがありますが、概ね組み立て方は同じです。次回から台座部分の組み立て方をご紹介します。★明日からは好天に恵まれそうな予報になっています。気温も上昇しそうですね。