「謹賀新年」
2019.01.04
今日の松江は青空の広がる穏やかな朝を迎えています。気温もそれほど下がらない一日になりそうですね。★全国的に日本海側のお正月の三日間は雲の多い天気になったようです。それでも松江市周辺では年末の荒れた天候の頃に比べると幾分気温も上がっていたようですね。私もお正月には美保神社から美保関灯台まで足を延ばし、のんびりした時間を過ごしました。美保関灯台のある島根半島の東端は古くは「美保の碕」と呼ばれていたそうで、この海域を往来する船舶の事故が絶えないことから、航海の安全祈願のために多くのお地蔵様が岸壁や海岸付近に奉納されるようになったようです。中世以降、この岬一帯は「お地蔵様がある岬」ということで「地蔵崎」と呼ばれるようになったと言われています。この日は美保関灯台から望む大山も山頂は雲に覆われてはいるものの相変わらず勇壮な姿で、雲間から差し込む日差しも冬の大山を一層引き立てていました。与謝野鉄幹はこの地で「地蔵崎 わが乗る船も 大山も 沖の御前も 紺青のうえ」と詠んでいます。紺青(こんじょう)とは紫色を帯びた深い青色のこと。まさに紺青に浮かぶ大山ですね。★明日からはまた雲の多い天気になる予報にになりました。ただ、しばらく雪の心配はなさそうです。