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スタッフブログ

「京都展示会」

2018.11.02

松江では早朝から小雨模様になっています。早いもので、もう11月。日ごとに秋の深まりを感じますね。★私たちはこの時期になると京都で開催される仏壇、仏具メーカーの新作展示会に出掛けます。毎年、金襴製品や金物仏具、仏像、念珠、掛軸、お線香など様々な分野の製品が出品されますので、次の年の準備も兼ねて丁寧に見学することにしています。また、京都は随所に歴史的な建造物や文化遺産もあり、特に紅葉の見ごろとなる秋は観光にも適していますのでゆっくり回りたいですね。ただ、今回は残念ながら観光する時間はなさそうです。画像は、昨年の11月上旬に撮影したもので、京都東山にある浄土宗西山禅林寺派寺院「永観堂」の放生池と、奥に見えるのは多宝塔です。見ごろは11月の中頃過ぎからということなので、紅葉の時期には少し早かったようですね。永観堂の紅葉は古くから広く親しまれており、平安時代の藤原関雄(ふじわらのせきお)は永観堂の紅葉を「奥山の 岩垣もみぢ散りぬべし 照る日の光 見る時なくて(古今和歌集)」と詠んでいます。もう一度、紅葉鮮やかな時期に訪れたいものです。★来週にかけて不安定な天気になる日もありそうです。朝晩は冷え込むようなので気を付けたいですね。