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スタッフブログ

「徳島仏壇・工場見学②」

2018.08.28

今日の松江は朝から曇の多い天気になっています。日中も厳しい暑さは和らぎそうですね。★香川県から徳島県に入るまでは天気も不安定でしたが、工場に到着する頃にはまた青空が広がりました。この日は8月21日で、まだ台風の影響も少なく徳島県北部でも夕刻まで雨は降らなかったようです。工場の敷地内では仏壇に使用する木材を高く積み上げて自然乾燥させている姿があちらこちらで見られました。画像は赤みを帯びたグラナディロなどの紫檀系の木で、約1年間この状態で乾燥させるそうです。あえて風雨や天日にさらすことで気温や湿度に影響を受けない強い木地を作るというお話でした。自然乾燥させたあとはネジレや歪み、反りなどを抑えるために高温乾燥室と呼ばれるブースで強制乾燥させて、含水率を調整するそうです。これは品質の高い唐木仏壇の製造には欠かせない工程になるとのことでした。敷地内ではこの工程に入る前の予備乾燥の工程もあり、伐採からお仏壇の完成まで考えると気の遠くなるほどの時間が掛かることになります。★明日は晴れそうですが、週の後半は不安定な天候になる予報になっていますね。