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スタッフブログ

「開眼」師範会書展

2018.01.29

氷点下の厳しい寒さは少しだけ和らいだようですが、松江は今日も小雪の舞う朝を迎えました。★島根県にも沢山の書道教室や書道会があり、折々に会場を設けて書道作品の発表会を開催されているようです。私もできるだけ時間を見つけて出掛けるようにしていますが、先週末は「松江歴史館」で開催されている県書道教育連盟「開眼」の先生方の作品展を拝見させて頂きました。漢字、万葉仮名、近代詩文など、素晴らしく洗練された作品ばかりで我を忘れて観賞してしまいました。今回出品された全170数点の作品のうち楷書は3作品ほどでしたが画像はそのうちの1点で、益田市の大石義風先生による「浄土真宗 讃佛偈」です。凛とした作風に身の引き締まる思いがしますね。この作品展は1月31日(水)まで開催されます。書は日本では「書道」と呼ばれますが中国では「書法」と呼ばれ、書を学ぶ上で「古典書法」は避けては通れないとされています。中国は歴史的にも数多くの優秀な書家を生んでおり、「王羲之(おうぎし)」や「顔真卿(がんしんけい)」などの書については「弘法大師空海」も学び、大きく影響を受けたと言われています。日々の暮らしの中でも書に触れる機会をできるだけ持ちたいものですね。★今週も寒い日が続くようで、週末まで雪の残る予報になりました。