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スタッフブログ

「雪中梅」

2026.01.30

先週は全国的に大雪に見舞われ、各地で交通機関に支障が出たようです。松江でも今年一番のまとまった積雪になりましたね。★大寒を過ぎた頃には松江城の椿谷にある梅の老木も咲き始めていました。凍るような寒さの中で自らの生命の限りを尽くして、ひたすら生きようとしているように感じます。ともすれば怠惰に流れがちな日常生活の中で、ふと出会う梅の花の姿に戒められるような気持ちになるのは不思議なものですね。★「初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫す」(新春のよき月 空気は美しく風は和らぎ 梅は美しき女性の鏡の前に装う白粉の如く白く咲き 蘭は香の如く薫る) 日本では四季折々の中で生きる草花に感銘を受け、あまたの歌人たちがその姿を歌に詠んできました。これは万葉集の「梅花の歌三十二首」の序として記されたもので「令和」の由来となった歌として知られています。元号が「令和」となった背景には「厳しい寒さのあとに春の訪れを告げ 見事に咲き誇る梅の花のように 一人ひとりの人々が明日への希望とともに それぞれの花を咲かせることができる そうした日本でありたい」という願いが込められているそうです。★週明けからは如月。すべての人にとって暖かな春の訪れになるといいですね。