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スタッフブログ

「大寒」

2026.01.20

暦の上では一年で最も寒さが厳しいとされる「大寒」を迎えました。古くから大寒の時期の水は冷たく清らかで霊力があるとされ、仏教においては滝に打たれるなどの「寒修行」が行われてきました。寒さの中での座禅や誦経、あるいは托鉢などの仏道修行も知られていますね。★国内の仏道修行で極めて厳しい修行のひとつに「千日回峰行」があります。これは天台宗・比叡山延暦寺で行われる7年間の命懸けの修行とされています。3年目までは1年に100日間、4、5年目は1年に200日間、比叡山の峰々を歩きます。真言を唱えながら260箇所、約30㎞の礼拝先を毎日6時間掛けて巡礼し、途中で行を続けられなくなれば自害しなければならないという大変厳しいものです。そのため短剣と自らの埋葬料を常に携行しているそうです。★ 5年間の回峰行のあと最も過酷な「堂入り」が行われ、9日間の断食、断水、不眠、不臥の行に入り、無動寺明王堂でひたすら真言を唱え続け、これを満行すると衆生救済の立場とされる「阿闍梨(あじゃり)」を授かります。6年目は60㎞を100日間、7年目は84㎞と30㎞をそれぞれ100日間歩いて満行となります。これまで記録に残る千日回峰行達成者は51人。歴代の阿闍梨たちは千日回峰行を終えたあと、京都御所を訪れ国家と人々の安寧を祈ってきました。私たちの普段の暮らしの中では想像もつかない厳しい修行ですね。★今週からは再び冬型の天候になる予報が出ています。体調管理にも留意しなければなりませんね。