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スタッフブログ

「灯籠流し」

2025.08.20

松江では8月16日にお盆を締めくくる「灯籠流し」が大橋川周辺で行われました。多くの地域では旧盆の8月13日に「迎え火」を焚いて精霊を迎え、16日の夕刻には「送り火」を焚いて精霊を送るという風習が残っています。川や湖などのある地域ではローソクに火を灯した舟型の灯籠を流す「灯籠流し」なども「送り火」の儀式として行われるようです。灯籠が水面を流れる光景は幻想的で、松江の「灯籠流し」も精霊を見送る行事として定着していますね。★若い頃はあまり感じることのなかったことですが、歳を重ねるごとに亡き人の思い出や懐かしさが湧き上がってくるように感じます。その時は分からなかった優しさや、何気ない励ましの言葉も後になってから気が付くことがあります。ああすれば良かった、こう伝えれば良かったと思っても、今となっては叶いません。静かに流れる灯籠を見送りながら、明日からどう生きるのか? 自分は亡き人の気持ちに応えるような生き方が出来ているだろうか? 改めて問い直すようになりました。お盆は先祖供養と同時に、自分自身を見つめ直す時間という意味もあるのかもしれませんね。★まだまだ日中は厳しい暑さとなっています。しっかりと水分を摂って体調管理に留意したいものですね。