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スタッフブログ

「霊峰大山」

2018.05.05

今日は夏の始まりとされる「立夏」。少しずつ気温も高くなって草木も青々としてきましたね。★島根半島の山々からはどこにいても見えるのが「霊峰大山」。季節折々の表情を見せる大山もいよいよ初夏の景色となってきました。大山には修験道の道場として開かれた大山寺があり、明治初年までは聖地である大山への入山が許されたのは寺の行者だけだったそうです。大山寺は養老年間(717~724)に大山の中腹に金蓮上人が地蔵菩薩を祀り道場を開いたのが始まりとされ、今年は開山して1300年目になるということで、5月20日には大山寺本堂で開創法要が執り行われます。現在でも大山寺とその周辺には、かつて神と仏をともに祀った時代の面影が残っています。画像は島根半島北山から望む今朝の大山、弓ヶ浜、中海です。晴れた日の大山の雄姿は格別で、裾を長く引く美しい姿から「伯耆富士」とも呼ばれています。平地から眺める大山は美しいものですが、逆に大山から見下ろす景色の素晴らしさも有名ですね。松江に住んでいた文豪、志賀直哉は大正3年の夏に大山寺を訪れており、塔頭寺院のひとつである蓮浄院に滞在し、のちに書いた小説「暗夜行路」の中で大山から見下ろす明け方の景色の美しさを描写しています。美保関の灯台、中海に浮かぶ大根島、村々の灯りなど、大山から眺める景色の美しさは今も昔も変わらないようですね。★今日は終日好天に恵まれそうですが、明日の午後には雨模様になる予報になりました。